【No.4 解説】
まずは問題文にある指示通り、タイルを敷き詰めてみましょう。
右上の飛び出た3マスや、★の下に入るタイルを考えると比較的簡単に埋められると思います。
結果はこのようになります。
さて、「タイルを敷き詰めたら、1から順にすべて読め」とあるのですが……肝心の1が見当たりませんね。
しかし、文章になりそうな文字列ならあります。
普通に横読みして、「こたえはひらがなひとつかんじみっつでこの★のなまえそうしんせよ」
「答えはひらがな1つ漢字3つでこの★の名前送信せよ」
となります。
どうやら「1から順にすべて」読んだ結果がこの文章になるようです。
ではここで先程のマス目に、文字を読んだ順に番号を振ってみましょう。
合計31マス、横に7列、縦に4列と飛び出た3マス。見覚えのある形です。
実はこのマス目は今月(2018年3月)のカレンダーを表していました。
問題の★のマスは3月21日、すなわち春分の日にあたります。
よって答えは「春分の日」でした。
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作成中に大きく方針が変わった問題。
最初はマス目と★だけで「これなーんだ」という問題にしようと思っていましたが、紆余曲折あってこの形に。
タイルの並べ替えが上手くマス目という「異質」をカモフラージュしてくれるようにした結果、二重構造もどきの問題に仕上がりました。
「1から順に~」という文章が問題に見せかけて実はヒントになっているのですが、気づけましたか?