【No.5 解説】
まずはそれぞれの矢印にご注目。
赤の「かなり速い」は漠然としていてわかりにくいので一旦置いておいて、
青の矢印が示す「いちばん速いもの」を考えてみましょう。
この世界で一番速いものといえば「光」です(タキオン粒子という光より速い粒子もあるそうですが、存在は確認されていません)ので、ここには「ひかり」と入れます。
さて、光がわかれば赤の「かなり速いもの(2文字)」もセットでわかるのではないでしょうか。
小学校の理科で、カミナリや花火を例にして光と比較されるもの。
そう、ここには「おと」が入ります。
そうすると緑の矢印が埋まりました。
「音や光よりかなり遅いもの」→「ひと」
間違いなさそうです。
さて、右側の情報は使い切りましたので、次は文字を埋めたマス目を見ましょう。
紫の矢印が突き抜けて、3文字分の長さになっていますね。
つまり3文字目が枠外に存在するということになります。
その事も考慮してマスに入る文字を考えると、「おや・ひとさし・なか・くすり・こ」が入り、それぞれの下に「ゆび」と続くことがわかるでしょう。
というわけで「なすび」が答えでした。
突き出した矢印の分も読むことをお忘れなく。
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最初は「ひと」を示す矢印がなく「ひかり」「おと」で確定できなかったため(家族に試してもらった時は「のぞみ」とか「ぼると」とか入れられた)、
謎解き慣れしていないとひらめきのきっかけになりにくいと思い、あとから矢印を足しました。
こういったひらめき問題を作る時は(当然ながら)答えを知っているが故に難易度調整が1つの課題になりますが、難しすぎず簡単すぎず、バランスの取れた問題を目指していきます。